創価学会関係
政教一致
創・公の関係が参院予算委で問題に

▲参議院予算委員会で質問する民主党・石井副代表(右)と、これに食ってかかる公明党・冬柴大臣(『慧妙』H19.11.1)
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○〈石井一君〉彼(※公明党から除名された元参院議員・福本氏)の会見の発言の中の一連として、参議院議員は当選したら6百万円、衆議院議員は3百万円を党本部に上納した、6年前もやったと。(中略)このような不明な上納金はどうなったのか。私は政治資金のその資料を調べてみたが、どこにも載(の)っていない。(中略)
もしこの問題が事実であれば、これは公職選挙法違反という問題にもなるんじゃないですか。(中略)
P献金というのがある。P献金というのは、プレジデント、池田名誉会長のことを指す、外国から2百個の称号をもらったというので、国会議員1人当たり30万円ずつ徴収される。こういうことなんですね。これは、いったい公職選挙法違反なのか、政治資金違反なのか。大いに政治家の拠出している金という問題においては関係がこざいます。(中略)
○〈石井一君〉冬柴さん、あなた、このP献金されたことありますか。
○〈国務大臣(冬柴鐵三君)〉P献金が何物か知りませんけど、私はそういうことはいたしておりません。(中略)
私は、党に対する公認料ということで衆議院の場合には3百万、というよりは、もう少しきっちり調べた方がいいと思いますけれども、年収、いただく報酬の2ヵ月分を党に出しています。しかし、それ以外のところに出したことはありません。
○〈石井一君〉冬柴大臣は重要な発言をされました。(発言する者あり)
○〈委員長(鴻池祥肇君)〉御静粛(せいしゅく)に。
○〈石井一君〉我々は、公認料というのは、自民党でも民主党でも党からもらうんですよね。党に上納するわけですね。それは結構でしょう。それだけ皆さん金が潤沢(じゅんたく)にあるんなら。しかし、その記録はどうなっておるのか、というのは大きな問題でなかろうかと思います。
それから今、冬柴さん、あなた3百万円の公認料を払ったけれども、3百万円といったら、ちょうど衆議院議員として、金額は1にしておるけれども、さてさて、これ総額2億4千万から上る金ですよ。どこへどう処理されたかというのは政治と金の問題として追及していかにゃいかんと思います。
それから、あなたはP献金を払わなかったと言ったね。この場所で言ったんですよ。よくそこへ、閣僚の席に座っておれますね。この言葉は重いですよ。もう1遍言ってください。P献金はやったことがない、党にお金を上納したことはない、ということをはっきり明言しておいてください。
○〈国務大臣(冬柴鐵三君)〉したことはありません。
もし、したことがないということになれば、あなた自身も議員辞めますね、そこまで言うんだったら。どうですか。
○〈石井一君〉ちょっと常軌を逸(いっ)した発言じゃないかと私は思うよ。
あのね、それなら当院に福本潤一君を招致して証人喚問か参考人として意見を聴き、事実が何であったかということを、まずやっていただきたいと思います。委員長、いかがですか。
○〈委員長(鴻池祥肇君)〉ただいまの石井君の発言につきまして、後、理事会において協議をいたします。
(H19.10.16参議院予算委員会)
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石井議員が取り上げたこれらの福本発言から浮かび上がってくるのは、「政教一致」の根幹にある、公明党議員の池田大作への隷属(れいぞく)の姿であろう。
公明党議員--そう表現することに語弊(ごへい)があるなら、少なくとも証言をした福本潤一氏は、当選させていただいた"御礼"との思いで、公明党と創価学会に6百万円もの大金を"献上"し、池田大作の誕生日や会長就任記念日ごとに5万円の祝い金を贈り、池田の名誉称号の総数が2百を超えた記念の銘板制作のために30万円を拠出しているのである。
これはまさに、福本氏が、公明党を離党するまでは池田大作と創価学会に隷属していたことの、確たる証明であろう。
ここに少なくとも1人の国会議員が、池田大作の、創価学会の"僕(しもべ)"である、という意識を持って国政に当たっていた疑惑が浮かび上がったのだ。これが、公僕である国会議員の在り方として、問題があるか否かを追及するため、福本氏を国会に呼ぴ、その真意・真相を確認する価値は充分にあろう。
また、福本氏の"思い"をどう受け止めていたかを質すため、創価学会名誉会長・池田大作も召致すべきであろう。
公明党とて、これに反対する理由は何1つないはずだ。何せ、国会喚問する人物は、公明党の議員たる資格無しとして、自ら除名処分にした人物なのだから。
むしろ、国会という"公"の場で、福本氏が公明党議員として"失格"であったことを論証してみせ、併(あわ)せて、創価学会との「政教一致」疑惑を晴らす、千載一遇(せんざいいちぐう)のチャンスでもあるのだから、むしろ積極的に民主党の提案に同調してしかるべきである。
もし、公明党がこれを避けて通ろうとするようなことがあれば、それはかえって「政教一致」疑惑を増大させることになろう。
さあ、福本氏国会喚問への環境は整った。民主党は、公明党は、どう出るのか!? (『慧妙』H19.11.1)
「創価学会選挙」は違憲?合憲?

▲宗教団休と政治の関係についての各宗教団体の見解(『週刊現代』H19.6.23)=そもそも公明党は'64年に、創価学会による日蓮正宗の"国教化"を目指して結成された政党である(日蓮正宗とは'90年に決裂)。'70年には創価学会と公明党を批判した著作をめぐって出版妨害事件を引き起こし、これを機に政教分離の方針を明確にした。しかし、実態として、創価学会と公明党の極めて近しい関係は温存され、'99年に公明党が政権与党に参加して以来8年もの長きにわたって、国家の中枢に宗教団体が深く関与するという状況が続いている。
そこで今回、本誌はこの根本的な疑問について、宗教法人にアンケート調査を試みた。アンケートを送付したのは、文化庁編『宗教年鑑』(平成17年度版)に掲載されているうち、信者数の多い59団体。このうち、回答を寄せたのは9団体(うち2団体は広報責任者の個人的な意見として回答)だった。なお、『宗教年鑑』には記載されていない創価学会にも同じアンケートを依頼し、回答を得ている。アンケートの質問項目は、次の6点。
@宗教団体が政党を結成することを妥当と考えるか
A宗教団体が特定政党への支持表明をすることを妥当と考えるか
B宗教団体が宗教施設を利用して政治活動をすることを妥当と考えるか
C創価学会を「支持母体」とする公明党が政権与党にあることをどう考えるか
D憲法第20条第1項に照らし、公明党と創価学会との関係は合憲か違憲か
E現行の宗教法人法は改正すべきか

▲宗教団体と政治の関係についての政治家・識者の見解(『週刊現代』H19.6.23)=だが、今回のアンケートをみるかぎり、公明党と創価学会の関係を「合憲」とするほうが少数であったことは否めない。
総選挙向け内部文書(H15.7)

▲「連絡事項」とタイトルがついた7月の内部文書(『しんぶん赤旗』H15.8.17)=総選挙へ向け7・8月の支持者拡大の活動報告を求める内容で「F報告」「総県内F」「総県外F」などと書かれている。Fとはフレンド(創価学会員外で公明党支持を約束した者)の意味。総県とは創価学会の県段階の組織を示す。
公明党北海道本部の提案(H15.1)

▲公明党北海道本部の提案(『しんぶん赤旗』H15.8.17)=今年1月、立党精神を体現するために(1)創価学会行事への参加(2)議員勤行会を毎月開催するなどの提案を確認した。勤行会とは創価学会の教義の「お題目」を唱和する会合のこと。
市議選での票の配分

▲自民党有数の集票マシーンをして「戦慄を憶える」「市民をバカにするにも程がある」と言わしめた学会の"票割り"の実態(「大樹の会」内部文書/『週刊金曜日』H15.6.13)