海外広布
南米スペイン語圏広布

・宗旨建立750年慶祝記念総会/『大白法』040116
・学会の奸計と悪宣伝退け広布に奮闘/『慧妙』030916
海外における宗旨建立750年慶祝記念総会が全て終了
■南米スぺイン語圏の総会
―めざすは2009年の大佳節―
―目標定めスタート切る/於ブエノスアイレス―
(『大白法』040116)
去る12月21日、アルゼンチンのブエノスアイレス市内にある文化会館ガーデン・パレスで、宗旨建立750年慶祝記念南米スペイン語圏総会が開催された。
この総会は、一昨年より本年まで3年間にわたって、世界各地において開催されてきた慶祝記念総会の掉尾(とうび)を飾るもので、21番目となるものである。
これには、宗務院海外部長・尾林日至御尊能化をはじめ、日本及びNSTから有縁の御僧侶9名が御出席。また開催地アルゼンチンをはじめ、ペルー・チリ・ウルグアイ・ボリビアの南米スペイン語圏5ヵ国、さらにはブラジルからも信徒が馳せ参じ、新来者150余名を迎え、全6ヵ国から目標を大きく上回る、500余名が参加した。
総会は午後3時より法要の部が開始され、アルゼンチン布教所責任者・井尻執道御尊師の導師によって、ステージに設けられた祭壇に向かい読経・唱題が行われた。
次いで式の部に移り、司会による開式の辞に続いて『諸法実相抄』の行学二道の御聖訓を奉唱。そののち、来賓御僧侶が紹介された。
続いて体験発表に移った。初めにアルゼンチン信徒のロベルト・ゴメスさんが、夫人をはじめ家族に支えられて難病や災難を乗り越えてきた体験を力強く発表。次いでチリ信徒のヴェロニカ・クスバックさんの、信心で見事に病を克服し死の淵から見事に生還した体験を娘さんが紹介、それぞれ大きな感動を呼んだ。
続く「正義顕揚750年に向かっての抱負」では、アルゼンチン信徒、ミゲール・プラットさん、ペルー信徒ガブリエラ・ヴァルデビアさん、チリ信徒グロリア・ロドリゲスさん、ウルグアイ信徒ジェリー・エチャルトさんの4ヵ国各代表からそれぞれ発表があった。まだ寺院のない国は、寺院の建立と常駐御僧侶をお迎えすることを当面の目標とし、さらに「1人が最低3人の折伏」「2009年には、2002年の3倍の人数で登山参詣」を目標に、平成21年を見据えた具体的な決意が力強く披瀝された。
次いで南米スペイン語圏の各国代表が共同決意文を斉唱し、尾林海外部長に奉呈した。この共同決意には、南米大陸を広布の舞台とするスペイン語圏の同志がさらなる連帯のもとに広布に邁進し、2009年に南米全体で1500世帯の陣容達成に向けて勇躍前進することが謳われている。
続いて登壇された宗務院庶務部副部長・阿部信彰御尊師は、いかなる苦難をも唱題を通して乗り越え、僧俗異体同心の絆を強めてのさらなる前進をと激励された。
次いで指導に立たれた尾林海外部長は、末法万年濁悪の闇を照らす宗旨建立の意義と、日蓮大聖人の御身に具わる人法一箇の本尊の尊厳と力用を確信し、本総会を契機に一人ひとりが破邪顕正の使命を自覚し、2009年の「『立正安国論』正義顕揚750年」をめざし、広布へ向けて精進を開始しようと述べられた。
最俸に井尻責任者よりスペイン語による謝辞が述べられた。遠来の来賓僧侶への謝意、数々の困難を乗り越えて結集した信徒への感謝と激励、新来者に対する歓迎の辞を述べ、この有意義な結集を南米広布への新たなる出発点にしようと呼びかけられた。また、本総会を機に3年毎に南米スベイン語圏総会を行うことと、次回の2006年はペルーの首都リマ市で開催する旨が提案されると、賛同の大きな拍手が巻き起こった。
記念撮影、小憩をはさんで第2部パフォーマンスの部に移った。
冒頭、「南米スベイン語圏の広布の歴史」をつづったビデオが放映され、続いてアルセンチン信徒によるアルゼンチン・タンゴやフォルクローレの披露、ペルー信徒による民族舞踊、ウルグアイ信徒による民謡合唱、チリ信徒による民族舞踊等が披露され、意義深い総会に花を添えた。
最後に参加者全員が日本語で「地涌讃徳」を合唱し、会場は言葉の壁を越えて大きく一体感に包まれた。
午後3時に始まった総会は、午後7時過ぎ大成功裡に幕を閉じた。
小憩の後、ガーデン・パレス内で祝賀会が催され、和気あいあいとした雰囲気の中で総会の大成功を祝福しながら、各自の成長と参加各国の今後の広布への前進を誓い合った。
南米諸国は、総会の成功を機に一層深まった異体同心の絆のもと、2009年「『立正安国論』正義顕揚750年」への中間点となる3年後の、第2回南米スペイン語圏総会の大成功に同けて力強い第一歩を踏み出したのである。

■学会の奸計と悪宣伝退け広布に奮闘
―セミナーには新来者続々、多数が入信―
(『慧妙』030916)
日本の国土面積の45倍以上ともいわれる南米大陸で、現在、日蓮正宗の寺院・布教所は、ブラジル・サンパウロ市の一乗寺、ブラジル・リオ市郊外のアングラ・ドス・ヘイス布教所、そして南米スペイン語圏を管轄するアルゼンチン・ブエノスアイレス市のアルゼンチン布教所の、2ヶ国3ヶ所に開設されている。
<アルゼンチン布教所>
アルゼンチン布教所では、現在、アルゼンチンをはじめ、ペルー・チリ・ウルグアイ・ボリビア・パラグアイの各国に480世帯、1170名の信徒を擁(よう)し、御僧侶による定期的な出張御授戒をはじめ、各地の拠点における月例の宅御講、広布唱題会等の会合が行なわれている。
また、折伏弘教も活発に進み、布教所で毎月行なわれる仏法紹介のためのセミナーには、仏法の教えを知りたいという新来者が、毎回30人以上、年間では約400人ほど訪れ、その中から御授戒を受ける人も数多くいる。
創価学会では、こうした南米における日蓮正宗の広布の進展を、一般会員に知らせたくないためか、"アルゼンチン布教所は閉鎖され、僧侶は国外退去処分を受けて、法華講員は1人もいない"かのように喧伝(けんでん)している。
しかし実際には、学会の妨害に屈することなく御僧侶は常駐し、法華講員は活発に活動し、着実で成長を遂げ、確実に進展の相を示している。
このような発展に嫉妬(しっと)する創価学会は、離脱僧を伴(ともな)って講員宅を訪問し、懐柔(かいじゅう)しようと試みたり、御僧侶がアルゼンチンから出張する際には、尾行・追跡等のイヤガラセを行なうなどしていたが、折しもテロ対策で警備中の警察官に逮捕され、ペルーの創価学会全体が不審な団体であることを、自ら警察に印象付ける、という事件もあった――。
<南米広布の歴史>
そもそも、広大な南米大陸への仏法流布の始まりについて、創価学会では、南米の広宣流布は、池田先生によって始められた、と宣揚(せんよう)しているが、真実は、戦前戦後の日本人移民として移住した日蓮正宗信徒が、言語もおぼつかず、生活基盤もままならない状態の中で、信心の一念で布教したことから始まったもので、これら草創の信徒達も、現在は、法華講員として活動されている。
その後、昭和40年1月に、宗門の千種法輝(日健)御尊師と細井珪道御尊師による南米初の出張御授戒が行なわれ、昭和43年2月に、ブラジル・サンパウロ市の創価学会会館の2階部分に仏間を設け、そこを一乗寺として、常住御本尊が御安置された。
爾来(じらい)23年、平成3年11月に創価学会が破門される時まで、"南米の学会員数は数10万名を越える"と誇りながら、また一般会員からは寺院の必要性を渇望(かつぼう)されているにも拘(かか)わらず、正宗寺院は、一乗寺以外に1ヶ寺たりとも建立されなかったのである。これも、学会による宗門支配、果ては独立、という既定の方針があったためであろう。
そのため、数10年間の長きにわたり、一乗寺の歴代御往職方は、広大な南米大陸全土に出張され、御授戒・御本尊御下附等の活動を続けてこられたのである。
しかして、学会を破門して7年目の平成10年4月、南米スペイン語圏各国の仏道修行の中心道場として、ようやく、ブエノスアイレス市にアルゼンチン布教所が設置された。
だが、かの謗法団体は、アルゼンチン布教所の開所と信仰活動を妨害しようと、報道機関を使っての誹謗(ひぼう)中傷や、布教所近隣へのビラまき、他宗教を欺瞞(ぎまん)して操(あやつ)り日蓮正宗の法人登録取消を画策するなど、様々な奸計(かんけい)・策謀(さくぼう)をめぐらしたのである。これにより、国内での布教活動を禁止するという大統領令が出され、1年数ヶ月もの間、布教所での活動が自由に行なえずにいたが、その後、裁判において「法人取り消し及び活動禁止処分の一時停止」仮処分を得て、現在に至っている。
また、昨年の「宗旨建立750年慶祝海外信徒総登山」に際しては、通貨価値が突然4分の1に下落するという国家経済破綻(はたん)によって、各人の経済状態が大変厳しくなりながらも、唱題と信仰心によって奇跡的にこれを乗り越え、南米スペイン語圏から晴れて56名が参加でき、多くの参加者が感動の初登山・初御開扉をいただいたのである。
南米スペイン語圏では、本年末に、「宗旨建立750年慶祝記念南米スペイン語圏総会」が行なわれる。目下、この総会の大成功に向かって、一同が心を合わせ、唱題を根本に、準備に追われている日々である。

▲宗旨建立750年慶祝総登山に参加したメンバー達

▲アルゼンチン布教所で毎週土曜日に開催の唱題会
