海外広布
香港広布

香港地図
面積:1,104ku(東京都の約半分)
人口:約697万人
住民:約98%が漢民族
言語:公用語は英語と広東語と北京語


【国土世間】
 中国からの租借という名目で99年間、英国領だった香港は、1997年7月1日、中国に返還された。返還に伴い香港は、特別行政区となった。以来、中国国内で「一国二制度」となったが、今のところ大きな問題はない。
 返還からの10年間、アジア経済危機に伴う景気後退、SARSの発生などにより、香港経済全体が影響を受けたが、その後顕著な改善を見せ、2004年以降好調な成長を記録している。
 気候は、亜熱帯気候に属し、高温多湿で夏が長い。

<香港事務所について>
 香港事務所は、九龍の油麻地という下町にある。所属の信徒は約380名であり、そのうちの約9割が、九龍半島側に住んでいる。
 10周年を迎えた香港事務所は、今後、地涌の友の倍増と大結集をめざして、僧俗一体となって前進している。

インデックス
目標の2倍折伏達成/『大白法』H19.10.16

感激の香港総会を開催/『大白法』H15.12.16


■目標の2倍折伏達成
―香港事務所―
―10年の節目迎えた香港と事務所―

(『大白法』H19.10.16)

 香港に事務所が創立されてから今年で10年。8月19日には、香港事務所創立10周年記念法要が盛大に行われた。大成功を収めた記念法要を契機に、香港信徒は折伏に御報恩御講参詣にと地涌倍増へ向けてますます成長している。
 記念法要の感激の覚めやらぬ中、事務所創立時の中心人物で法人役員でもある連江依端さんにお話を伺った。
◇◇
〈Q〉過日、香港事務所創立10周年記念法要が奉修されました。そこで、まず開所当時のお話を聞かせてください。
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〈連〉 話は、1992(平成4)年まで遡(さかのぼ)ります。このころ私は創価学会で班長をしていました。知人の王さんが日本の妙光寺で入信したと聞いて、4月ころ、私もすぐにご登山させていただくべく日本へ向かいました。
 日本へ着くとまず、創価学会で総本山の悪口をたくさん聞かされました。数日間毎日くり返し聞かされ、洗脳されているようでした。でも、いくら言われても私は総本山に反感はないし、それに総本山の悪口を言うことは信仰者としてすべきではないと感じていました。
 その後、王さんに総本山に連れて行ってもらい、創価学会の言うこととは反対に、総本山が清浄なすばらしい所であることを知りました。
 帰国してからも、香港の創価学会幹部より、総本山へ行かないようにとくり返し言われました。しかし私は、各班長を訪問して同志を募り会合を重ねて、王さんと一緒に総本山への登山会を始めました。
 また、私の自宅近くに、後に御宗門に従う信徒有志で拠点を開いていたので、総本山から御僧侶がたびたび、御指導に来てくださいました。
 私もご登山しては、当時海外部主任であられた石橋頂道御尊師より、王さんの通訳で御指導をいただきました。その時、香港での布教所建設をお誓い申し上げました。
 そして、香港の中国返還前の1997年の5月に、香港事務所が開所し、初代事務所責任者として赴任された後藤史道御尊師のもと、家庭訪問による組織の基礎作りから本格的に開始しました。

〈Q〉盛大に行われた創立10周年記念法要は、いかがでしたか。
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〈連〉 あの時は台風が近づいていて、最大の台風警報が発令されていたのですが、不思議にも台風は進路を変えて上陸せず、法要当日はたいへん穏やかなお天気でした。そのような中を、たくさんの御僧侶と来賓信徒がこ出席くださいました。この場を借りて感謝申し上げます。
 さらに香港外にいる所属信徒も駆けつけました。香港外の信徒が参詣するのは容易でなく、たとえば、日本へご登山するぐらいの苦労があります。それでも60名ほどが喜んで参加しました。
 最終的に、香港事務所所属の信徒は、目標の200名を越える結集を果たすことができました。来賓の方々を合わせれば、300名の参加者で慶祝申し上げることができました。
 記念法要の動員当初、結集人数は150名にも満たないと思っていましたので、香港事務所責任者の桐越正忠御尊師にそのまま申し上げましたところ、「今回の目標は200名とします。やれば必ずできます」と御指導されました。その場にいた部隊長全員が無理だと感じていたと思います。しかし、動員した結果、前日まで申し込みが相次いで、人数に規制をかけたほどでした。
 祝賀会のパフォーマンスも、人数が少ないのでできませんと申し上げていたのですが、桐越御尊師より「10年の節目の慶祝です。本当にそれでよいですか」と言われて、出演者を募って毎回必死で練習しました。私も出演させていただきました。本番では、海外部長・漆畑行雄御尊師が、私に向かって拍手してくださっているように見えて、とても感激しました。これからも海外部長の御指導をいただいて、もっと成長したいと思います。本当によい機会をいただきました。
 また、出演者の縁で友人、家族などへの折伏も成就しました。

〈Q〉記念法要を機に折伏が進展したのですね。
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〈連〉 御尊師から、御報恩は折伏ですよと御指導いただき、がんばりました。記念法要の前後に折伏が相次いで成就し、8月の御報恩御講において誓願目標の2倍の折伏数となりました。昨年も2倍以上を達成できましたが、今、一番心配なのは、その後の育成です。火の信心ではなく水の信心で進むことが大事だと思います。目標が成就できたのはよいことですが、これからもっと家庭訪問をしていきたいと思います。
 今は御僧侶が引っ張ってくださって僧俗一致で発展していますが、まだまだ自主性が足りないので、自発的な行動が今後の課題です。一般に香港人は考え方が我がままな面があり、それが1つの思想のようになっていて、「香港は自由で何をしてもよい」という考え方が社会に定着しています。折伏のときはこの個性が障害となります。
 これからの香港信徒は、心を1つに、ばらばらにならないようにして、皆で事務所をお護りしていきます。そして1人ひとりが成長すべきです。私は正しいことは正しいと主張します。何を言われても仏法のために尽くして、異体同心と僧俗和合をめざします。
 2009(平成21)年に地涌倍増は必ず達成できます。大結集も達成できます。桐越御尊師と一緒に皆でご登山することを楽しみにしています。
香港事務所創立10周年記念法要
▲香港事務所創立10周年記念法要では御授戒も行われた

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宗旨建立750年慶祝記
■感激の香港総会を開催
(『大白法』H15.12.16)

 11月29日、香港において宗旨建立750年慶祝記念総会が盛大に開催された。海外においては宗旨建立750年にあたる平成14(2002)年をはさむ前後3年間にわたり世界各地で慶祝記念総会が順次開儀されており、今回で第20番目となった。
 この総会には、海外部長・尾林日至御尊能化、日本及びアジア各国から、本行寺住職・高野日海御尊能化をはじめ有縁の御僧侶13名が御出席。そのほか日本・マレーシア・シンガポールから120余名の来賓信徒も参列し、九龍にあるハーバープラザ香港ホテル内の会場は、所属信徒も合わせ400名を数える大勢の参加者で一杯になった。なお、この総会には地元香港のほか、隣接する広東省や福建省からも多くの信徒がはせ参じ、宗旨建立750年を慶祝した。
 定刻午前9時半、高らかに開式が告げられると、まず香港事務所責任者・後藤史道御尊師の導師で法要の部か厳修された。会場に設けられた祭壇に向かい献膳・読経・唱題と進められ、意義深いこの日を期して13名が御授戒を受け、14名に御本尊下付が行われた。
 式の部に移って冒頭、香港では一般に祝い事の際に催され"舞獅子"が披露されると、会場は一転華やいだ雰囲気に包まれた。
 続いて記念撮影となり、参加者全員で記念写真におさまった後、司会者から来賓御僧侶が紹介されると、割れんばかりの拍手が暫し嶋り止まなかった。
 体験発表となり、中国から参加した胡敏娟さんより、地獄のような苦しみを御本尊様への強い信をもって克服した体験が語られ、参加者は心打たれ真剣な表情で聞き入った。
 続いて、同じく中国の廈門(アモイ)から出席した黄寶g氏より参加者を代表しての決意が披瀝され、拍手で呼応した参加者は、等しく広布の誓いを新たにした。
 次いで来賓信徒を代表してマレーシア理事長の黄清傳氏が、「広布達成の願行を受け継いでいる責任を自覚し、不退転の決意をもって精進しよう」と祝辞を述べた後、尾林海外部長が登壇された。
 尾林海外部長は御指導の中で、「日蓮大聖人の宗旨は、久遠元初にその淵源がある。それは末法尽末来際にわたる三世常住の永遠の仏の大生命であり、永遠の如来の悟りと寿命を持った南無妙法蓮華経の大法である。だからこそ、生きた真の救済が可能となり功徳も顕れるのである。このことを確信して、広布のため、一家の幸せのため、人々の幸せのため、自身の成仏のために一層、妙法弘通の実践に精励していただきたい(趣意)」と述べられた。
 続いて御祝辞に立たれた高野御尊能化は、事務所開設から今日までの着実な発展を心から賞賛され、総会を契機にさらなる発展をと大きな期待を寄せられた。
 最後に登壇した後藤責任者は、日本はじめ各国の来賓僧俗に対し丁重な謝意を述べ、一層の僧俗和合と広布へ取り組む決意を述べられた。
 締めくくりは会場一体となっての「地涌讃徳」の合唱で、今後の躍進の予兆と言えるフィナーレとなった。
031129香港総会
▲400名が結集し盛大に開催された香港総会