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宗旨建立750年慶祝記念ヨーロッパ総会/『大白法』030916
オーストリア・スイス・オランダ・ドイツ・フィンランド・スウェーデン・ノルウェー出張/『大日蓮』0306

■宗旨建立750年慶祝記念ヨーロッパ総会
(『大白法』030916/<妙音>WS)

 信行寺落慶入仏法要の翌8月31日は、パリ市内のホテル=メリディアン・モンパルナスにおいて宗旨建立750年慶祝記念ヨーロッパ総会が盛大に開催された。これには、御法主上人猊下の御臨席を仰ぎ、信行寺の法要に参加した全僧侶とフランスを中心にスペイン、UK(英国)、ドイツ、オーストリア、スイス、イタリア、オランダ、ベルギー、ノルウェー、スウェーデン、台湾、韓国、日本等の国々から350余名の信徒が出席。5ヵ国語におよぶ同時通訳で行われた。
 午前9時45分、まず御法主上人猊下の大導師のもと会場前面中央に特設された祭壇に向かい読経・唱題が行われた。式の部に移り、ピエール・オンリ氏によって開会が宣せられたあと、御法主上人猊下が登壇あそばされ、ヨーロッパをはじめアジアなどからも集まった400名に近い僧俗に対し、親しく御言葉を賜った。次いで藤本総監より祝辞が述べられた後、ヨーロッパ各国信徒を代表してスウェーデンのトニー・ヴァレン氏とスペインのドローレス・シエラ女史がそれぞれ力強く決意を披瀝。引き続き来賓信徒を代表して、中華民国・台湾の林徳晃氏より祝辞が述べられた。続いて主催国住職として毛利御尊師より挨拶があった後、尾林海外部長より謝辞が述べられた。最後にドミニック・シュヴァラン女史より閉会の辞が述べられ、全員で「地涌讃徳」を合唱し、小憩に入った。
 続くパフォーマンスの部では、ピアノ演奏・ダンス・オペラ等が順次披露され、終わるたびに会場は大きな拍手と喝采が鳴り響いた。記念すべき総会は、昨年総本山広布坊で行われた海外信徒総会を彷佛(ほうふつ)とさせるほどの熱気につつまれながら午後1時前に滞りなく終了。欧州広布が新たな時代に入ったことを強く印象づけるものとなった。この後祝賀会が催され、御法主上人猊下より御言葉を賜り、毛利御尊師より謝辞が述べられた。
 今回の御訪仏による信行寺落慶入仏法要とヨーロッパ総会は、フランスのみならずヨーロッパ全土の広布が大きく進展する契機となるものと期待される。なお、御法主上人猊下の御一行は、9月2日午後8時3分(現地時間)にシャルル・ドゴール空港を発たれ、3日午後2時18分(日本時間)、無事新東京国際空港に御到着、御帰国あそばされた。
0308ヨーロッパ総会




■オーストリア・スイス・オランダ・ドイツ・フィンランド・スウェーデン・ノルウェー出張
(『大日蓮』0306)

 4月18日より5月2日までの15日間にわたって、野村正通宗務院書記はヨーロツパ僧侶不在国のうち7カ国・20カ所を訪問し、出張御授戒、御本尊下付、座談会、家庭訪問を執り行った。
 18日午後6時より、オーストリア・ウィーンにおいて、御本尊下付ならびに指導会を開催し、19日、20日にかけて座談会、家庭訪問、入仏式、少年部会、3時間唱題会を行った。
 翌21日午後3時より、スイス・チューリッヒにおいて、座談会を行った。勤行、唱題に続いて、2名の御授戒1名の御本尊下付を奉修し、法話、指導を行った。当日、御授戒を受けた新入信者がその場に新来者を連れてきた。座談会終了後、その新来者は、唱題を続けていきたいと決意し、他のメンバーは歓喜いっぱいで「歯車が回り出した」と喜び合った。スイスメンバーは昨年、総本山で奉修された宗旨建立750年慶祝記念海外信徒総登山大法要に向けて、参加できようとできまいと真剣に取り組み、「不自惜身命」の精神で最大限の努力と精進を重ねてきた。その雪山童子のような誠実な求法心と登山参詣を成し遂げた大功徳によって、今、大地より萌え出でんとする新芽のような、すがすがしさと力強さをもって活動に励んでいる。
 翌目より23日にかけて、オランダのメンバー宅を訪問したのち、24日より27日まで、ドイツ・シュトゥットゥガルトにおいて、家庭訪問、御授戒、座談会、4時間唱題会を開催した。4時間唱題会終了後、メンバーの1人が「私は今、様々な問題、家族の問題を抱えて、それらを乗り越えようと唱題をしている。問題を克服すると同時に折伏をしたいという心が湧いてきた。唱題をしていると、苦難は苦難、折伏は折伏と別に存在するのではなく、唱題をし、苦難を乗り越えていくなかに、折伏もできていくと感じている」と現在の心境を語った。
 27日早朝、メンバー宅で共に勤行を行ったあと、ミュンヘンへ向かい、午後6時より座談会を開催した。
 翌日、28日の早朝にドイツを出立し、フィンランド・ヘルシンキに到着。午後6時より、座談会を開催した。フィンランドのメンバーも他国のメンバー同様、昨年の海外信徒総登山に際し、精一杯の努力をした。その結果、フィンランド法華講史上初の登山を成し遂げることができたのである。座談会では、勤行、唱題、法話ののち、海外信徒総登山での様々なエピソードを語り合いつつ、信心を深めることの大切さを確かめ合った。
 29日早朝、フィンランドを出立し、午後4時半よりスウェーデン・ストックホルムにおいて、新来者を交えての座談会を開催した。その翌日、オッケルボというストックホルムより電車で2時間ほど北上した田舎町に住むメンバー、その町唯一の正法護持者のお宅を訪問した。オッケルボはまだ雪景色であった。その町では仏教の信仰者は珍しいとのことで、そのメンバーは、周囲の人から白い目で見られ、話をするのを躊躇(ちゅうちょ)していたとのことであったが、海外信徒総登山参加後、歓喜と確信、使命感にあふれ、大聖人の仏法を友人に話すことが大好きとなり、折伏を始めた。そのかいがあって、勤行、唱題ののち、御授戒を行い、その町2人目の正法護持者が誕生した。その場にはキリスト教の牧師とその妻を含む9名の新来者がいた。法話終了後、いつもどおり質疑応答を行った。もちろんのこと、法論とまでは言わないが、牧師はいくつか質問をしてきた。あまりにもたわいない質問に対し、即座に破折を加えると、牧師が誤っているという意味で、ほかの新来者がうなずいた。今回、出席した新来者のなかから唱題をしたいと要望してきた人が1名いたことを後日、知らされた。その町3人目の法華講メンバーとなることを願ってやまない。電車出発の15分前まで質疑応答を行い、急いで駅へ向かい、無事、次の目的地であるノルウェー・オスロに夜遅く到着した。
 翌5月1日午前9時より、家庭訪問を行い、勤行、唱題はもちろんのこと、海外信徒総登山に参加した喜びを語り合った。その後、午後4時より座談会を開催し、有意義な時をメンバーと共に過ごし、翌2日、メンバーが見送るなか、帰国の途に就いた。
 オランダは今回より担当することとなったが、オーストリア、スイス、ドイツ、フィンランド、スウェーデン、ノルウェーのすべての国が、昨年奉修された海外信徒総登山に参加することができた。言語・文化の違いはもちろんのこと、僧侶不在国、多くの方が初登山、離脱僧とSGI(創価学会インタナショナル)による嫌がらせという状況下で、すべてにわたり初めての試みであっだが、大過なく登山を終えることができたのも、仏祖三宝の御加護はもとより、各メンバーの熱意があってのことであった。今回の出張では慶祝登山後のメンバーの息吹をひしひしと感じることができた。
 あっという間に7カ国・21カ所の訪問を終えた。今年購入したスーツケースが中身の重さと長距離の移動のために壊れ、「手には豆ができ、着ていたスーツもほころびて着れなくなったが、諸天の加護のもと、充実した出張を行うことができた。
(野村正通 記)

0304ヨーロッパ出張